会社案内
運営会社概要
- 会社名(商号)
- フォーブ・コミュニケーションズ株式会社
- 代表者
- 代表取締役 加納善雄
- 設立
- 1990年(平成2年)3月
- 所在地
- 東京都中野区南台5丁目13番地4号
- 資本金
- 10,000,000円
- TEL
- 03-5328-0625(平日 10:00~18:00)
- FAX
- 03-5328-0626
企業理念
自分らしさ自遊自在
私たちは、あなたの事業の成長と、あなたの“自分らしく生きる力”をコミュニケーションのチカラでサポートします。
事業内容
- 健康栄養補助食品の企画、製造、コンサルティング、および販売
- 化粧品、美容器具の企画、製造、コンサルティング、および販売
- 書籍の出版および販売
- 動画の企画、制作
- 動画マーケティング、コンサルティング、および運用
フォーブ・コミュニケーションズ株式会社 社名の物語
なんや、通信会社でも始める気ぃかいな?
なんや、人の顔を見るなりぃ・・・と、生まれも育ちも秋田で、東京での生活の方が長くなった今でも故郷の言葉で話した方がしっくりくる私が、ミョウチクリンな関西弁を返したのが3月の初め。まだ冬のコートが手放せない頃でした。
もう20年来のつき合いで、一番気の置けない仲間の顔を見返し、そういえば先週挨拶状を送ったなぁと思い出しながら、「通信会社ねぇ?」と思いがけない言葉に戸惑いながら、「・・・フム、通信会社ねぇ!」
フォーブ
英語では、音(発音)が一緒であるところから、単語をアルファベットで置き換える書き言葉が日常的に使われています。
今のようにファックスやインターネットが発達する前、通信にはテレックスが使用されていました。テレックスの料金は文字数でしたので、文章を短くするために略語や略字が盛んに使われ、それが現在でも日常的に使われているというわけです。
4はfor(フォー)、「~のために」という意味です。
bはbe(ビー)、「~である」という状態を表す基礎的な単語。
そしてuはyou(ユー)、「あなた」ですね。
と言うことで、4buはfor be you、「あなた自身であるために」という意味になります。
そして4を英語読みで「フォー」、buをローマ字読みで「ブ」、合わせて「フォーブ」という名前ができあがりました。世界でたったひとつの私の造語です。
自分自身のかけがえのない生を一生懸命生きている方、何らかの原因で自分らしく生きることを困難と感じている方をサポートしていきたいと願い、名づけた社名です。
自分らしく
今現在、もしあなたが「自分らしくありたい」などと爪楊枝の先っちょほどにも思っていなかったとしたら、それはとても幸いなことです。
「健康とは身体が無いことだ」と聞いたのは20年以上前のことです。
身体のどこにも痛みや不快、不調が無ければ、私たちは自分の身体を意識することはほとんどありません。例えば、毎日何百回も繰り返す「歩いて前へ進む」という動作の時でさえ、交互に歩を進める両足があることを意識することはありません。
ところが一転して、包丁で指を切った、転んで膝をすりむいた、重いものを持ち上げて腰を痛めた等々、痛みや不快を感じると、その部分が「ここにあるぞ~っ!」とその存在を主張してきます。
健康とは身体が無いこと、すなわち身体の様々な部分が“あること”を意識しないで毎日を過ごすことができていたら、あなたは紛れもなく健康な身体を手にしていることになります。
同じように、今あなたが「自分らしくありたいなんて考えたことも無かった」と思われたとしたら、あなたは紛れもなく“自分らしく”ご自分の生を楽しまれている真っ最中なのだと思います。
はっ?「忙しくて、それどころじゃないわよ」・・・ですか?
そこが悩ましいところですが、忙し過ぎると自分らしくいられないかというと、そうとは限りません。
ところで、「自分らしく生きたい」とは誰でも望んでいますが、「自分らしく」とはどういうことを言うのでしょうか?
それは・・・残念ながら、「これが自分らしさです」とお見せすることはできません。なぜなら、「自分らしさとはこうです」という正解があるわけでも、初めから決まっているものでも、誰かから与えてもらうものでもないからです。
それは、毎日の生活の中で、行動と経験の積み重ねの中から自分で作り上げていくものだからです。だから「自分らしく」も百人百様、皆姿形が違うように、「自分らしく」の答えも皆違って当たり前なのです。
今が忙しくて、大変でも、自分の大切なもののために忙しくて大変な日々を送っているのだとしたら、「自分らしくありたい」などと考えたことがなくても当然なのではないでしょうか。
しかし残念ながら、「自分らしく」をはっきりと説明できなくても、「自分らしく」いられない理由を聞いて回ると、両手両足の指を使っても全然足りません。
この結果に、この世は生き苦しさに満ちあふれているのかと愕然としましたが、突き詰めるとたったひとつの原因にたどり着きました。
コミュニケーションズ
社名の後半に控える「コミュニケーションズ」。
コミュニケーションという言葉は一般的に広く使われていて、色々な意味で便利良く使われています。改めてその意味を調べてみると、「会話、対話、意思の疎通、心や気持ちの通い合い、互いに理解し合うこと、相手を思いやること、等々」、関係性の中で起こるやりとりのすべてを意味しています。
言ってみれば、コミュニケーション無しに生きていくことは有り得ないということですね。
だからこそ、ここにたどり着いたのも自然の流れだったのでしょう。
と言うのは、『自分らしくいられない原因、身体の不調も含めた目の前の困難の原因は、コミュニケーションが足りないことから芽生え、そしてそれを解決する方法もコミュニケーションにあるのだ』ということが、この四半世紀余りで至った私なりの結論だからです。
ひとつの例として、身体の不調を見てみましょう。
身体は一瞬も休むことなく命を支え続けていますが、当の本人は身体が無い(意識が向かない)ために手入れを怠り、それだけでなく成長と共に相当の無理難題をかけ続けることになります。
それでも身体は、生体に備わった「治る力」を駆使して支え続けますが、その時々の状況に応じて様々なサインを投げかけて、私たちに注意を促してきます。
でも、私たちはそれに気づかず、時には気づいても無視して、時にはわかっていても目を背けてやり過ごすのです。
かつて「成人病」と呼ばれたガン、脳血管疾患、心疾患。これらは現在でも日本人の三大死因と指摘され、実に6割近くを占めていることが報告されていますが、現在はより実情に則した呼び方へと改められ、「生活習慣病」として定着しています。
すなわち、自分の身体からのサインに気づき、迅速に適切な対応をとることができたなら、目の前の身体の不調の大部分は防ぐことができたということです。
これはあくまでも身体とのコミュニケーション不足の一例ですが、自分らしくいられないと感じる心の面でも変わりはありません。
そうです!
コミュニケーションの問題とは、他者との関係に原因があるのではなく、自分自身とのコミュニケーションにあるのです。
フォーブ・コミュニケーションズの「コミュニケーション」は、思いを伝えるための手段であり道具です。生涯を活き活きと生きる力が自分に備わっていることを、そして「自分らしく」生きる力が備わっていることを確かな事実として受け入れるための道具です
私たちは、道具としての製品造り、手段としてのコンサルティング、情報発信で、この世界の人々の“自分らしく生きる力”をサポートしていきます。
話は飛びますが、何気なく見たテレビドラマで、古いお気に入りの映画を見て映画館から出てきた主人公が、「この映画は“この世界は生きるに値する”と思い起こさせてくれる」と感想を述べるシーンがありました。
生きることを邪魔しているものを取り除いていけば、素直に「この世界は生きるに値する」と思えるようになる。そうすれば、自分の生を生きることがもっと楽しく、もっとおもしろいものになっていくんだと確信した瞬間でした。
という訳で、心とカラダの通信会社、“フォーブ・コミュニケーションズ”始動です!
(2014年9月号 ニューズレター「アットウイル」より抜粋/2014年 社名変更)